2011年3月21日月曜日

卒業式とJapan Day

昨日は、次男が毎週土曜日に通っている日本人補習校の卒業式だった。
次男は、中学3年、卒業生の一人である。

イギリスにしては珍しいくらいのいいお天気に恵まれ、
日本とイギリスの2つの旗が、飾られたホールで、
日本語と英語、2つの言葉で卒業式は行われた。


補習校が場所をお借りしている現地のカレッジの庭の木

式に先立ち、日本人・イギリス人全員で、
今回の地震・津波による被害を受けた方たちへ、
1分間の黙とうが捧げられた。
来賓として出席されていたイギリス人たちからも、
地震・津波被害に対するお見舞いの言葉をたくさんいただいた。
"We are always with you."(私たちは、常にあなたたちのそばにいます。)と。

2011年3月14日月曜日

毎朝、起きると、まず、次男が学校へ持って行くサンドウィッチを作り、
旦那の朝ごはん代わりのおにぎりを作る。
そして、その後、みんなが起きて来るまで、テレビでBBCのニュースを見ると言うのが日課だ。

金曜日の朝、BBCをつけた時、一瞬、日本語の看板が見えた気がした。
でも、その映像は、あっという間に消えてしまい、天気予報になった。
天気予報の後、ローカルニュースがあり、そして、また、全国版のトップニュース。
そこで、映し出された、津波の映像。
日本 Japanって言ってる…
さっきちらりと見えた映像は、津波で船と自動車が一緒に流されているものだった。
びっくりして、ipod touchで、日本のネットニュースを見る。
東北の三陸沖で大地震…

2011年3月7日月曜日

The King's Speech

「The King's Speech」を、見に行って来た。

今年のアカデミー賞で、作品賞、主演男優賞、監督賞とオリジナル脚本賞の4部門で、
最優秀賞を取った、イギリス映画。

コリン・ファース、結構好きなのだ。

よかったよ~。
アカデミー賞を取る前から、私の周りでも、すごく評判がよくて、
見た人たちは、すごくよかったから、見た方がいいよ!って言っていた。

(以下、ネタばれ注意)

2011年3月1日火曜日

17歳…

実は、今日、2月28日は、長男の誕生日なのだ。(日本は、もう3月1日になってるけど。)
17年前の今日、長男は、今、私たちが住んでいるイギリスのこの町の病院で生まれた。
17年前の今頃は、へろへろになりながら、必死でいきんでる頃だな。
彼が生まれたのは、11時45分。
「3月になる前に生んでしまいなさい!」って、助産婦さんに言われたのを覚えている。

生まれる直前に、旦那の帰任の辞令が出て、
長男が生まれて、飛行機に乗れるようになるのを待って、日本に帰ったので、
長男は、自分の生まれた街を知らないまま育ち、
いつか行ってみたいと言っていたのに、
実際に来たら、「来たくなかった…」と言う。
そりゃ、中3の夏だったもんね。

反抗期と言うか、多感な時期に、友達と離れ、
言葉もほとんどわからない国に連れて来られ、
今度は、家族とも離れて、寮生活。
きっと、いろんな思いがあったと思う。
多分、今でも、納得はしてないんだろうな。
そんな気持ちが見え隠れする長男の態度。
でも、そろそろ、しっかり前を見据えて、自分の将来のことを考えなくてはいけないのに…

よかったんだろうか…
いや、イギリスに連れてきたことよりも、
きっと、私の育て方が問題ありだったのかなとか、
いろいろ思うけど…

17歳なんだよ。
まだ…

自分が17歳の時なんて、全然子供で、なんにも知らなかったもんな。

これから、長男は、どんな道を歩いて行くんだろう。
しっかり、自分の足で歩いて行けるのだろうか。

生まれたばかりのころの長男の写真を見て、
こんな小さかったのに…と、
今日は、長男の小さかったころのことをいろいろ思いだしたり、
将来どうなるのかと心配してみたり…
そんな1日だった。