実は、今日、2月28日は、長男の誕生日なのだ。(日本は、もう3月1日になってるけど。)
17年前の今日、長男は、今、私たちが住んでいるイギリスのこの町の病院で生まれた。
17年前の今頃は、へろへろになりながら、必死でいきんでる頃だな。
彼が生まれたのは、11時45分。
「3月になる前に生んでしまいなさい!」って、助産婦さんに言われたのを覚えている。
生まれる直前に、旦那の帰任の辞令が出て、
長男が生まれて、飛行機に乗れるようになるのを待って、日本に帰ったので、
長男は、自分の生まれた街を知らないまま育ち、
いつか行ってみたいと言っていたのに、
実際に来たら、「来たくなかった…」と言う。
そりゃ、中3の夏だったもんね。
反抗期と言うか、多感な時期に、友達と離れ、
言葉もほとんどわからない国に連れて来られ、
今度は、家族とも離れて、寮生活。
きっと、いろんな思いがあったと思う。
多分、今でも、納得はしてないんだろうな。
そんな気持ちが見え隠れする長男の態度。
でも、そろそろ、しっかり前を見据えて、自分の将来のことを考えなくてはいけないのに…
よかったんだろうか…
いや、イギリスに連れてきたことよりも、
きっと、私の育て方が問題ありだったのかなとか、
いろいろ思うけど…
17歳なんだよ。
まだ…
自分が17歳の時なんて、全然子供で、なんにも知らなかったもんな。
これから、長男は、どんな道を歩いて行くんだろう。
しっかり、自分の足で歩いて行けるのだろうか。
生まれたばかりのころの長男の写真を見て、
こんな小さかったのに…と、
今日は、長男の小さかったころのことをいろいろ思いだしたり、
将来どうなるのかと心配してみたり…
そんな1日だった。